増殖事業
銀山の岩魚は自然産卵で賄いきれない部分は放流での増殖となりますが、
銀山の魚はやはり、美しい!かっこいい!と
釣り人の皆さん言っていただけるよう、成魚放流はせず、発眼卵放流、稚魚放流で行っています。
(放流の他にも奥只見の魚を育てる会と地元で人口産卵床の造成などにも力を入れています)
先日、漁協の岩魚の放流を行いました。
稚魚や発眼卵をつくる漁協の池も7月末の大雨の影響で数万尾の魚が下流の川へ流出してしまったようですが、今年度の銀山分は何とか確保できたようです。
作業はいつもの面子。漁協のベテラン職員高野さんと、保護河川監視員の星さん
そして私の3名で北ノ岐川へ放流作業となりました。
放流ポイントを決め、手早く作業開始です。
かわいい岩魚の稚魚が次々にシュートを通って川へ入っていきます。
銀山デビューの瞬間です。
もちろん放流魚は漁協で選別された精鋭達です。脈々と続く銀山岩魚の血を受け継ぐ
稚魚です。
2011年8月29日
カテゴリ:魚増殖への取組み