奥只見、銀山平イワナの稚魚放流
新潟県と福島県にまたがる奥只見銀山湖。
2つの県にまたがるので管轄の漁協も1つではありません。
新潟県の魚沼漁協、福島県の桧枝岐漁協、伊北(いほう)漁協の3つの漁協の共同水域となります。
内水面(川や湖などの淡水域のこと)で釣りをするには遊漁券の購入が必須となりますが、各漁協には遊漁券の売り上げや組合員数などに応じて放流等の魚の増殖の義務が生じます。
銀山に関して魚沼漁協ではイワナの稚魚放流、ヤマメの稚魚放流、ワカサギの発眼卵放流、ウグイの発眼卵放流(今年初の試み)コイ、フナの放流、を毎年行っています。
その他に奥只見の魚を育てる会の人工産卵床の造成、発眼卵放流、
魚沼市からイワナの稚魚放流、銀山湖クリーンUPプロジェクトからイワナの稚魚放流が各団体からの独自の資金で行われています。
勿論、どの団体も管理者(漁協や県)に申請や許可をもらっての活動となります。
前置きが長くなりましたが先週、魚沼市からのイワナの稚魚放流のお手伝いをしてきました。
銀山湖に注ぐ各沢へ少しずつ分配しながら放流します。
湯之谷地区にあるルアープロショップ『F-ONE』の店主山田さんも手伝いに来てくれました。
車が入れない箇所は背負子で背負い上げての放流です。
夏休みで暇そうにしていた次男も放流の手伝いをさせて貰いました。
今回はイワナの稚魚66Kgを放流してきました。1尾平均4gだそうです。
次男は帰りに川遊びをしてご満悦でした。